Association between cardiometabolic index and asthma in adults: evidence from NHANES 2005–2018

Association between cardiometabolic index and asthma in adults: evidence from NHANES 2005–2018: Journal of Asthma: Vol 0, No 0 (tandfonline.com)

成人における心血管代謝指数と喘息との関連:NHANES 2005–2018からのエビデンス

目的: 心血管代謝指数(CMI)は、代謝障害の代替指標であり、さまざまな慢性疾患と関連している。本研究は、CMIと喘息との関連を調査することを目的とした。

方法: 2005年から2018年までの7つの連続した国民健康栄養調査(NHANES)サイクルのデータを使用した。研究には、自己申告による喘息診断を受けた成人で、CMI計算に必要な情報が完全に揃っている人々が含まれた。CMIの計算式は、CMI = [ウエスト周囲長(cm)/身長(cm)] × [トリグリセリド(TG, mg/dL)/高密度リポタンパクコレステロール(HDL-C, mg/dL)]です。CMIと喘息との線形関係を調べるために、多変量ロジスティック回帰モデルを使用した。また、潜在的な影響因子を探るためにサブグループ分析を行った。さらに、滑らかな曲線フィッティングと閾値効果分析を用いて、非線形関係を記述した。

結果: CMIの上昇は喘息の有病率の増加と関連している可能性があることが示された。結婚状況、貧困所得比率、体格指数(BMI)、高血圧、糖尿病、喫煙、飲酒、心臓発作、脳卒中などのさまざまな共変量を調整した後でも、結果は有意であった(OR = 1.03; 95%CI, 1.00-1.05, p = 0.0178, R2 = 0.52)。CMIが最も高い参加者は、最も低い参加者と比較して喘息の有病率が38%高いリスクがあることが判明した(OR = 1.38; 95%CI, 1.19–1.60, p < 0.0001)。

結論: この研究の結果は、CMIの上昇が喘息リスクの増加と相関していることを明らかにしており、特にCMIが1.97未満の集団において、CMIが喘息の予測マーカーとしての可能性を示唆している。これらの結果は、代謝健康の改善を目的とした介入が喘息の管理や予防に有効である可能性を示唆している。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です