子育てで悩んでいる人に
今は昔と比べて核家族化が進み、子供を育てるのが親だけの環境になって久しいと思います。
現代は、子育てに正解が求められている風潮があるし、親もそれを探している。また、情報があふれていて「こうすべき」が多い、SNSや専門家が理想的な育児像を発信しているのはいいですが、言っていることが千差万別でまちょと迷ってしますよね。

親は、「ちゃんと観察して、褒めて、育てなきゃ」と、親の側がプレッシャーを感じてしまうことが多いのではないでしょうか。
あくまで管理人の考えですが、子どもは、完璧な親よりも、「自分のことを気にかけてくれる大人」がそばにいるだけで、十分に安心できると思います。実際には「ちょっと気にかける」くらいでOKいいと思います、
「朝起きたね、えらいね」と一言、 ご飯を食べ終えたら「完食したね」とニコッ、 失敗して落ち込んでるときに「うまくいかなくても大丈夫だよ」と寄り添う、 一つ一つは短時間でも、積み重ねが「自分は見てもらえてる」という感覚につながると思います。
「ちゃんと育てなきゃ」と思うほど苦しくなってしまうのは、あなたが子どもを大切に思っている証拠です。大切なのは「細かく観察すること」ではなく、
「時々でも、ちゃんと気にかけること」。それだけでも、子どもはちゃんと受け取ってくれるのではないかと思います。
一方で、子離れできないバカ親が多いと思います。子供のためと思い、子どもの行動を過剰に心配・干渉する、子どもの選択(進学・就職・結婚など)に強く介入する、子どもを「自分の一部」のように感じている、子どもが自立しようとすると怒り・悲しみ・不安を感じる、子どもが不在のときに極端な孤独感を抱く、はたから見ていて、子供がかわいそうだなっと、ため息が出ます。
子ども=自分の生きがい・存在意義になっている、育児に全エネルギーを注いだ結果、「親としての自分」が自己の中心になっている。子供は大切ですが、子供は子供の人生があるのです。良かれと思ってずっと手を出してきた結果、やめ方がわからなくなっているのではと感じます。
子どもが失敗しないよう先回りして回避してあげる。本当に子供のためなのでしょうか?子どもが親に頼ることが習慣化してしまう状況をどう思いますか?
また、親自身が「認められたい」「依存したい」という欲求を、子どもに投影している場合もあるでしょう。自分の親に十分に認められなかった経験を、子育てで“回復”しようとする、それって子供のためでなく自分のためですよね。そういう親に限って、うまくいかないと学校や友達のせいにしたりですよね。
ですので、子供に対しては「世話する・管理する」から「見守る・信じる」に方向転換したほうが良いと思います。
いろいろ好き放題にいいましたが、子育てって簡単なものではないことは十分承知していますが、しつけとして他人に迷惑をかけない、ルールはまもれ、困ったまず自分でどうしたらよいか考え、それでもだめなら相談してあげればよいかと思います。子供に好かれようとするため、叱れない親、ものをすぐ買い与える親だけにはならないようにしましょう。
