のど飴は咽頭痛に効果があるのか？

管理人が検索した限りでは、咽頭痛に対するのど飴の効果を検証した臨床試験はありませんでした。

VICKSなどはCPC配合の指定医薬部外品などは除外して、単なる「お菓子としてののど飴」の効果について考察してみます。

咽頭痛の原因にもよりますが、ある程度の効果は期待できると思います。その効果は、のど飴の成分、保湿効果、そしてプラセボ効果の組み合わせによるものと考えられます。

成分による効果: のど飴にはメントールやハーブ、または抗炎症作用や消毒作用のある成分が含まれることがあります。これらの成分は、咽頭の炎症や刺激を和らげる効果があると言われています。

保湿効果: のど飴を舐めることで唾液の分泌が促進されるため、咽頭部が潤います。この保湿効果により、乾燥や刺激からくる咽頭の不快感や痛みが和らぐことが期待されます。

プラセボ効果：舐めることで喉に良くなるという期待や信念が症状の改善を促進することが考えられます。これは実際の成分の効果とは異なる効果ですが、症状の軽減に寄与することがあると思います。

総じて、のど飴は咽頭痛や喉の不快感の一時的な緩和には効果があると言えるのではないでしょうか。しかし、咽頭痛が感染症、例えば感冒やインフルエンザ、咽頭炎などの病気の症候である場合、適切な診断と治療が必要です。もし咽頭痛が持続する場合や他の症状が伴う場合は、医師の診察を受けることが最も適切な行動といえると思います。