Genetically determined telomere length and its association with chronic obstructive pulmonary disease and interstitial lung disease in biobank Japan: A Mendelian randomization study

Genetically determined telomere length and its association with chronic obstructive pulmonary disease and interstitial lung disease in biobank Japan: A Mendelian randomization study (cell.com)

Biobank Japanにおける遺伝的に決定されたテロメア長と慢性閉塞性肺疾患および間質性肺疾患との関連:メンデルランダム化研究

重要性:慢性閉塞性肺疾患(COPD)および間質性肺疾患(ILD)は、短いテロメア長(TL)と関連していることが示されている。この関連性を理解することは、呼吸器疾患の臨床的意義において重要であるが、これまでの研究はヨーロッパの人口で行われてきた。本研究は、アジアにおけるこの関係を調査することを目的としている。

目的:アジアにおける白血球TLとCOPDおよびILDとの因果関係を調査する。

デザイン、設定、参加者:我々は、9つの単一塩基多型によって遺伝的に予測された白血球TLとCOPDおよびILDのリスクとの関連を調査するために、ゲノムワイド関連研究要約統計に基づく2サンプルメンデルランダム化(MR)デザインを使用した。参加者は、Biobank Japanプロジェクトに登録された日本人で、3315人のCOPD患者と806人のILD患者を含む。

暴露:白血球TLは9つの単一核塩基多型によって遺伝的に予測した。

結果:逆分散加重推定は、白血球TLとCOPD(オッズ比[OR] = 0.78; 95%信頼区間[CI]: 0.64, 0.95; P = 0.01)およびILD(OR = 0.29; 95% CI: 0.14, 0.61; P = 0.001)との間に有意な逆関連を示した。すべての感度分析は一貫した結果であった。MR-Egger回帰インターセプトテストは、水平プレオトロピーの証拠を示さなかった(Pintercept: COPD, 0.56; ILD: 0.70)。

結論および関連性:我々の所見は、白血球のテロメア短縮がCOPDおよびILDのリスクを因果的に増加させる可能性があることを示唆している。これらの結果は、これらの呼吸器疾患におけるTLの潜在的な重要性を強調している。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です