一般家庭で必要な包丁と砥石について

一般的な家庭で調理に使う包丁は、料理の種類や用途によっていくつかの基本的なものがあります。また、これらの包丁を適切に維持するためには砥石も重要です。

少なくとも、以下の包丁があればたいていの調理はできるのではと思います。
三徳包丁(サントク)
万能包丁として知られ、野菜、肉、魚など様々な食材を切るのに適しています。
刃の長さは約18-21cmが一般的です。
菜切り包丁(ナギリ)
主に野菜を切るのに適した包丁で、刃が広く、直線的です。
野菜のみじん切りやスライスに便利です。
出刃包丁
魚を捌くのに適した包丁で、刃が厚く、頑丈です。
魚の三枚おろしなどに使用します。

私としては邪道になるかもしれませんが、「筋引き」という肉の筋を断つ包丁は鯵とか捌くのに便利だと思っています。

ペティナイフ(小型万能包丁)
小ぶりで扱いやすく、果物の皮むきや小さな食材の細工に便利です。

あとは、パン切包丁もあれば便利でしょうか。バケットなど切るのに普通の包丁ではちょっと難しいと思います。

砥石ですが、荒砥石、粒度が粗く、刃の大きな欠けや形を整えるのに使います(粒度 #400 以下)。中砥石、刃を研ぐための一般的な砥石で、#600 から #2500 の粒度が一般的です。仕上げ砥石(しあげといし)粒度が非常に細かく、刃を仕上げるのに使います(#3000 以上)がありますが、通常は中砥石と仕上げ砥石があれば十分メンテナンスできると思います。研ぐタイミングですが、ステンレス包丁なら月に1回から数ヶ月に1回が一般的ですが、使用頻度が高い場合や切れ味に敏感な方は、もっと頻繁に研ぐ必要があるかもしれません。鋼包丁なら理想的には週に1回から月に1回の研ぎが推奨されることが多いです。切れ味の低下を感じたらすぐに研ぐのがベストだとおもいます。

ほかにはまな板もきちんとしたものを選ばないと包丁の刃が痛みますので、適切なものを選ばれるとよいかと思います。私はあまり難くないポリプロピレン製や木のまな板なら銀杏材を使用しています。

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