身近にある毒草について
管理人は朝の日課で飼い犬の散歩をしておりますが、たまに野草を口にすることがあり、気を付けております。犬自身が避けているかもしれませんが、身近に毒草が結構あるので口にしないよう気を付けております。
そこで、今日はごくごく身近で見かける毒草について考察いたします。
戸建ての家ではよく観賞用の草花をプランターで育てているのよく見かけますが、その中でも毒草と言われるものがあります。
スイセン – 庭植えや鉢植えでよく見かける球根植物です。球根にはリコリンという毒素が含まれており、食べると嘔吐や下痢、脱力感などの症状を引き起こします。
天蓋蔓(カンテラ)類 – 小さな黄色い花を持ち、その独特の花形で観賞価値が高いですが、全草に毒を含んでいます。夾竹桃の仲間です。

ディフェンバキア – 葉のパターンが美しいため室内装飾によく使用されますが、葉に含まれる汁は刺激が強く、皮膚や口内に接触すると炎症を引き起こします。

シクラメン – 冬の風物詩で、小さくて鮮やかな花を咲かせる植物で、室内や庭でよく栽培されます。しかし、シクラメンの球根には有毒成分が含まれており、摂取すると嘔吐や下痢などの症状が引き起こされることがあります。
アジサイ – 私が在住している鎌倉ではそこかしこにあるアジサイですが、葉と花にはシアン化合物が含まれており、食べると中毒症状を引き起こすことがあります。
リリーオブザバレー(スズラン) – 香りが良く、魅力的な白い小花をつけるため、庭や花瓶の中でよく見かけますが、全草に心臓に作用する毒を含んでいます。
まだまだ、他にもたくさんあります。夾竹桃やヒガンバナ、チョウセンアサガオ、クサノオウ、イヌサフランなどなど。犬に限らずこどもなど、口にしなくても触っただけでも具合が悪くなるものがありますので、大人が注意深く見守る必要があります。
