食品ロスについて
管理人が常々おかしいと思うことに、「販売期限」「消費期限」「賞味期限」などのラベルの使用により、実際には安全な食品が捨てられてしまっていることがおおいのではないでしょうか?これが、食品ロスに拍車をかけているような気がします。また、販売するお店の方でも、食品の外見上の見栄えを良くするために捨てられてしまうことが多いのではと思います。
日本の食品ロスの概要(2020年データ例)について統計がありますのでご紹介します。
全体の食品ロス量:年間約570万トン
家庭からの食品ロス:約290万トン
調理・食べ残し:約130万トン、消費期限切れなど:約160万トン、事業者からの食品ロスの内訳
事業者からの食品ロス:約280万トン
小売業:約90万トン
外食産業:約100万トン
食品製造業:約90万トン
意外と家庭からの食品ロスが多いと感じています。

話は戻りますが、
販売期限:消費者に販売されるべき最終日(販売店の視点)。
消費期限:安全に消費できる最終日(食品の安全性に関する日付)。
賞味期限:美味しく食べられる最終日(食品の品質に関する日付)。
ですので少なくとも消費期限は気にする必要はありますが、これとてかなり安全マージンをとっていますので、適切な保存をしていれば、おむすびとかサンドイッチも多少時間超過しても大丈夫だと思っています。また、消費期限が迫っているのであれば、品物にもよりますが冷凍して保存することも可能です。
あとは、消費できない量の食品は買わないということでしょうか?個人ができる努力もあると思いますが、フランスなどを見習い食品の廃棄に関する法整備も必要だと思う次第です。
