ピンピンコロリで死にたいという人が多いですが。。。

日頃、死に方について考えることはあまり機会がないと思いますが、高齢者にとっては切実な問題です。日本独特な表現ですが「ピンピンコロリ」とは、健康で元気な状態で長生きし、突然、苦しむことなく亡くなることを意味していると思います。

つまり、

苦痛のない死: 長期間の病気や苦痛を伴わない、平穏な死を望む。

突然の死: 長い闘病生活を経ずに、突然亡くなることを望む。例えば、睡眠中に静かに亡くなるなど。

迷惑をかけない死: 高齢になっても自立して生活し、介護や他人の助けを必要としない状態で生活してから亡くなることを望む。

などが、想像できますが、現実はどうでしょうか?

緩和医療の進歩とともに、苦痛のない(少ない)死は実現されつつありますが、突然の死に関しては、心臓突然死や心筋梗塞、脳卒中などが考えられます。循環器医からすると受け入れがたいと思います。私見ですが、本人はそれでいいかもしれませんが、突然いなくなるということは、残された家族や友人などの喪失感は計り知れないのではないでしょうか?迷惑をかけない死に関してはどうでしょうか、親は、約8割が人生の最期に「家族に負担をかけたくない」が、子どもはその実態を知らない。子どもは、親に「積極的な医療を受けられること」「可能な限り長生きすること」を望むが、親はそれほど望んでいない。という調査結果が出ています。

出典:日本財団 人生の最期の迎え方に関する全国調査 https://www.nippon-foundation.or.jp/app/uploads/2021/03/new_pr_20210329.pdf

「ピンピンコロリ」はあくまで理想的なシナリオであり、実際には多くの人が様々な健康問題や病気と向き合うことになります。重要なのは、健康で充実した生活を送ることと、人生の最終段階においても尊厳を持って過ごすことです。そういった意味では喘息やCOPDなど閉塞性呼吸器疾患や非致死性の心臓血管疾患はQOLを著しく損なう疾患ですので、予防や適切な治療を受けるこも大切なことであると改めて思う次第です。

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