野菜・果物は国産に限るという人が多いようですが・・・
よくスーパーで野菜を買うとき、みなさん産地を確認されている方が多いようです。外国野菜に対しての信用度が低いということでしょうか・・・
確かに、過去にC国から輸入された食品に関する安全性の問題が報告されたことがあります。これには農薬残留物質や不適切な衛生管理などが含まれます。これらの報告は、消費者の間でC国産の野菜やその他の食品に対する信頼を損なうことになりました。さらに、工業化が進むとともに、水質汚染や土壌汚染などは、食品の安全性に直接影響を与える可能性があることが原因かもしれません。
さらに、C国を含む多くの国では、野菜や果物を洗浄するための専用洗剤が市場に出回っています。これらの洗剤は、農薬残留物、ワックス、土壌、細菌などを効果的に除去することを目的としています。ということは、そのままでは、自国の野菜は食べられないとC国の国民も思っているのかもしれません。

ただ、私見をいわせていただくと私たちが食べている加工食品(野菜など)の多くは外国の野菜が使用されています。また、外食産業でも多くの外国産野菜が使われています。当たり前のことですが、輸入に当たっては厳しい検査があり、それパスしているのですから、健康被害が突出するということはないではないでしょうか?
国産=安全というのは、ある程度そうなのかもしれませんが、外国産=危険ということではないと思います。我が家では、コストコなどで外国産のセロリやたまねぎ、ニンニク、果物などあまり気にせず買っていますが、体を壊した経験はありません(だから安全とは言いきれませんが・・・)。私の結論は、あまり気にしないほうが良いということです。それよりは、おいしければ、産地はどこでもいいと思います。
それよりメディアが外国産食品の安全性に関する問題を頻繁に取り上げることで、消費者の不安が増大しているように思えます。特に、食品の安全性に関するスキャンダルが公になると、その影響は大きくなりますよね。メディアは視聴率、売り上げが上がればいいので、一部誇張して関心を引くような取り上げ方をするので、我々は本当にそうなのか疑う必要もあるのではと思う次第です。
